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記憶の森へようこそ
あなたも遂にこの森へたどり着いてしまったのですね。
この森にはいたるところに鏡の破片が落ちていて
その欠片に触れでもしたら、あなたのその優しい心は閉ざされて
更に深い森の奥まで導かれていくことになるでしょう。
楽しいことも、嬉しいことも、
美しいものも愛しいものも、
全てを忘れ、
消し去られてしまう。
そして忘れないで
この森に一度足を踏み入れてしまったら、
もう二度と
元の世界に戻れないことを

Story
まずは、この世界のお話をしましょう。
ここにはいくつもの隔てられた世界があって、天界と呼ばれる世界には「青い鳥」と呼ばれる少女たちが住んでいます。
天界には大きな鏡がありました。
鏡によって海は透き通り、空は抜けるような青色に彩られます。この鏡の材料となるのが「欠片」と呼ばれるもの。「青い鳥」の少女たちは、この欠片を集めるため、天界から人間界に降り立つのです。
「欠片」とは故人が地上に遺した、想い・夢・希望。それらが形となり残されたもの。
人は天に召されると魂は天に昇り地上には「欠片」が残ります。欠片によって作られる大きな鏡は、地上を彩り人々に幸せをもたらします。
しかし、ひとたび鏡を割ってしまうとその破片は世界中に飛び散り恐ろしい結果を招くのです。
少女たちは日々人間界へ降り立ち「欠片」集めに努めていました。しかし、とある少女は天界で決められたルールを破り、その大事な鏡を割ってしまいます。
彼女は天界に戻ることもできず、この森で彷徨い続けているといいます。
そして、割れた鏡の破片は森のいたるところに飛び散ったままなのです。

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